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はら動物病院様

はら動物病院様

もしもの時でも安心
小型蓄電システムが停電時の獣医療サービスを支える

業種 医療・ヘルスケア,卸売・小売業・飲食店
業務 経営企画,営業・販売,マーケティング,人事・総務,共通業務,その他業務
製品 エネルギーコンポーネント
ソリューション・サービス エネルギー

事例の概要

課題背景

  • 突然の停電が発生しても安全な獣医療サービスを提供し続けるには、照明電源をはじめ必要最低限の電力を確保する必要があった
  • 太陽光発電システムと自家発電機だけでは停電発生直後に柔軟な対応ができず、補完できる機器の導入が急務だった
  • 太陽光発電システムで発電した電気をムダなく安定的に使いたかった

成果

安心感

停電時には自動的に蓄電システムからの電力供給に切り替わるため、たとえ手術中に急な停電が発生しても、照明を瞬時に確保し、必要な獣医療サービスを継続できる環境を整備できた

停電対策の強化

太陽光発電システムと自家発電機だけでは埋めきれなかった停電対策の“隙間”を、小型蓄電システムを導入することで補完。目的・用途にあわせてそれぞれの機器を使い分けることで、より強固な停電対策が実現した

経営コストの削減

太陽光発電システムとの連携、ピークシフトの活用などにより、電気代を削減できた

導入ソリューション

図:導入ソリューション拡大するそれぞれの機器が補完をしあうことで、必要な獣医療サービス継続のための、より強固な停電対策を実現。

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事例の詳細

導入前の背景や課題

大切なペットの命を守る病院として、停電への備えの強化に取り組む

はら動物病院 院長 獣医師 原 忠行 氏はら動物病院
院長 獣医師
原 忠行 氏

2001年、静岡県富士市に開業したはら動物病院様。現在、院長を務める原 忠行氏は、父が開業した同院を引き継ぎ、動物の病気やけがの治療のほか、トリミングサービス、ペットのホテルサービスなどを提供。ペットオーナーの悩みに幅広く応える病院経営を続けています。
同院では、東日本大震災後に輪番停電を体験。「それまでは当たり前のように系統電力から供給される電気を使ってきましたが、この体験を機に、病院運営を継続させるために最低限必要な電力を、自力で確保する必要性を痛感しました」と原氏は振り返ります。
ほとんどの医療器具には予備バッテリー機能がついており、停電後もしばらくは使い続けることができますが、室内を照らす照明にはバッテリー機能がないため、停電すると窓のない手術室内は真っ暗になってしまいます。「もし、手術中に急に停電になってしまえば、視野がとれず適切な処置を行うことができません。安全な獣医療サービスを提供するうえで、照明電源の確保が喫緊の課題だったのです」(原氏)。

そこでまず着手したのが、太陽光発電システムの設置でした。太陽光発電による電気を、処置室・手術室の照明や、顧客カルテを閲覧するPC、電話などに使用できる環境を整備。さらに、長時間の停電に備えて自家発電機も導入しました。
こうして万全な停電対策が整ったかに思えたなか、雷雨による停電が突然発生しました。「悪天候のなか、太陽光の発電は期待できず、また、外置きの自家発電機は手動で稼働させる必要があるので、院内の照明や機器が使えるようになるまでに一定の時間がかかります。自家発電機を稼働させるべきか、それとも停電の復旧を待つべきなのか、判断がつかないまま、結局電気がつかえない時間が続きました」と原氏は振り返ります。実際に停電に陥ったことで、太陽光発電システムは発電量が天候や時間帯によって左右されることや、自家発電機は手動で起動する必要があり、電力供給源の自動切り替えができないことなど、新たな課題が顕在化したのです。
「太陽光発電システムと自家発電機だけでは、停電が発生した直後の対応が手薄であることに気が付きました。その“隙間”を埋める仕組みが必要だったのです」と原氏は語ります。

選択のポイント

不安材料となっていた停電対策の“隙間”を小型蓄電システムで埋める

課題を解決するため、同院が検討したのが、小型蓄電システムの導入でした。電気をためて必要な時に使える蓄電システムならば、太陽光による発電量が少ない場合でも、停電が発生した直後から電気機器を使うことができ、停電対策の隙間を埋めることができるからです。
さまざまなメーカーの製品を検討した結果、同院が採用したのが、NECの小型蓄電システムでした。「新築でなくても設置できること、太陽光発電システムとも連携できること、屋内スペースを圧迫しないよう屋外に設置できることなどが求めていた条件でした。その条件を満たしていたのがNECの製品です。国産なので安全性と信頼性に優れている点も決め手の一つでした」と原氏は語ります。

同院が導入した5.53kWhの小型蓄電システム。コンパクトかつスリムなボディなので、狭い場所にも設置が可能

院内に設置されたシステムコントローラと操作パネル

導入後の成果

大きな安心感を獲得。経営コストを削減できるメリットも

NECの小型蓄電システムは、停電が発生すると蓄電システムが停電を検知し、自動的に蓄電システムからの電力供給に切り替わるので、特に操作をしなくても室内の照明を瞬時に復旧できます。「照明だけでなく、通信機器の稼働など、必要最低限の業務を継続することができます。これでようやく停電対策の隙間が埋まったと安心しました」と原氏は語ります。

また、同院では、電気料金が安い夜間などに電気をためて、電気料金が高くなる日中の時間帯にためた電気を使うモードで蓄電システムを活用。ためた電気を使う際も10%は残すようにし、緊急時に備えています。先に導入していた太陽光発電システムとも連携しており、太陽光発電による電気も、消費しなかった余りは小型蓄電システムに蓄電できます。
さらに停電などで電力系統からの供給が止まった場合であっても、太陽光発電システムでは補えない分の電力を蓄電システムから放電したり、太陽光発電システムからの電力が余っていれば蓄電システムにためたりすることも可能です。
「蓄電システムの動作も、太陽光発電システムとの連携も、導入時に一度設定すれば、その後は新たな操作の必要はありません。万が一不具合が起きても、NECの小型蓄電システムはインターネット経由で常時リモート監視してくれる仕組みがあるので、まったくの手間なしで利用できています」(原氏)。まもなく導入から一年が経過しますが、トラブルが起こることもなく、安定して利用できているといいます。

「太陽光発電システムと、自家発電機には、それぞれ一長一短ありました。そこに蓄電システムを導入したことで、不意の停電の際にも、必要最低限の電力を確保できる仕組みができました。もし、手術の途中で停電になってしまっても、適切な処置を継続させ、飼い主の皆さんの大切なペットを守ることができる。この安心感は、何ものにも替えがたいと感じています」と原氏は導入の効果を話します。
そのほかにも、蓄電システムで夜間電力を活用することで、電気代の節約にもつながっているといいます。「最大の目的は緊急時への備えでしたが、たとえ数千円でもコストが下がるのは、経営的にも助かります」(原氏)。

こうして停電対策の強化を実現した同院は、今後、より幅広い獣医療サービスの提供にも取り組んでいこうとしています。
「たとえば、東京など他地域の獣医師を当院に招き、専門性の高い手術を受けられるようにする取り組みなども、強化していきたいと考えています。地域の皆さんの大切なペットを守るために、様々な貢献ができるようにしたいですね」と語る原氏。獣医療にかける情熱を、NECの蓄電システムが支えています。

蓄電システムからの電気を使用する手術室の1つ

動物を愛し、日課は愛犬とともに出勤することという原氏

お客様プロフィール

はら動物病院

所在地 静岡県富士市松岡399-6

はら動物病院様

設立 2001年
職員数 6名
概要 2001年に開業、2008年に現在の場所に移転し、トリミング、ホテルサービスの提供を開始。獣医療と美容の両サービスによって、ペットオーナーの幅広いニーズに応えている。診療科目は、犬や猫、ハムスターのほか、うさぎ、小鳥など。また、整形外科・脳神経外科・高度医療などの受診も可能になっており、県外からの受診も多い。
蓄電システム導入形態/レンタル(ONEエネルギー株式会社のレンタルサービスを利用)

本事例に関するお問い合わせはこちらから

(2016年2月16日)

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