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株式会社バンダイナムコスタジオ様

株式会社バンダイナムコスタジオ様

キャリアやスキル情報を一元管理し
プロジェクト編成の全社最適化、人材育成を促進

株式会社バンダイナムコスタジオ様
業種製造業,その他業種業務人事・総務
製品業種・業務ソリューション・サービスSaaS

家庭用や業務用のゲームをはじめ、映像、音楽など、幅広いコンテンツの制作を手がけるバンダイナムコスタジオ様。同社が取り組んだのが、固定化しつつあったプロジェクトチーム編成をより流動的にし、全社最適化すること、そして、従業員に新たな成長の場を組織的に提供することです。そのための人材マネジメント基盤として、NECの提供する「Cultiiva Global/HM」を導入。ゲームデザイナー、アーティスト、プログラマなどのキャリアやスキルなどのプロファイル情報の可視化、明確な目標・評価管理の仕組みなどの機能提供を開始し、大きな手応えを感じています。

事例のポイント

課題

  • 既存システムでは、従業員のキャリアやスキルなどが一元管理されておらず、プロジェクトにふさわしい人材を探し出すのが困難でした。結果、責任者は身近なメンバーを選ぶことが多くなっていました。
  • 営業職なども管理対象としていた従来システムでは、ものづくり人材の評価を適正に行うことが難しく、モチベーションの向上のためにも改善が必要と考えていました。

成果

  • 人材のキャリアやスキルをシステム上で可視化。プロジェクトチーム編成の際に、より広範な範囲から人材をアサインできる環境が整いました。
  • 企画・開発職の一人ひとりの目標・評価を明確化。目標・評価・処遇を、人材育成へとつなげていける仕組みを構築できました。
  • 多言語対応のサービスやNECのサポートなどによって、海外展開時の対応など、将来にわたって継続的にシステムを成長させていける環境が整いました。

導入前の背景や課題

ふさわしい人材を探し出すのが難しくプロジェクトが個別最適に

株式会社バンダイナムコスタジオ コーポレート本部 経営企画部 部長 永瀧 和貴 氏株式会社バンダイナムコスタジオ
コーポレート本部 経営企画部
部長 永瀧 和貴 氏

玩具や家庭用ゲームソフト、業務用ゲーム機、映像音楽ソフトから、ゲームセンターなどのアミューズメント施設まで、多彩なエンターテインメント事業を展開するバンダイナムコグループ。同グループにおいて、ゲーム部門の企画・開発機能が独立し、設立されたのがバンダイナムコスタジオ様です。

企画・開発に特化した同社の従業員は、ゲームデザイナー、アーティスト、プログラマなど「ものづくり」に携わる人材が大部分を占めています。ヒット作を世に出し、事業の成長を加速させるには、彼らがいかに力を発揮できる環境を整えるかがカギとなります。

しかし、人材マネジメントの面では課題がありました。企画・開発業務に特化した人事・報酬制度を策定しているものの、基盤となるシステムは、営業職なども管理対象としていた従来の人事・給与システム、人事評価システムのままだったのです。

「例えば、適正な報酬はモチベーションを左右する重要なポイントですが、一般的な営業職と当社の人材とでは、インセンティブの捉え方が異なります。既存の仕組みの評価軸では対応が困難でした」と永瀧 和貴氏は語ります。

また、プロジェクトチームの編成についても、「全社最適」ではなく「プロジェクト最適」になりがちという問題がありました。既存システムでは、従業員のキャリアやスキルなどが一元的に管理されておらず、プロジェクトにふさわしいスキルや経験を持つ人材を探し出すのが困難だったからです。

「結果、続編ゲームの制作に以前と同じメンバーが編成されるといったことも多くありました。これでは、新しい発想を生み出すことも、個人が持つスキルや経験を本当に有効活用することもできません。加えて、このような環境では、長年同じような仕事ばかりをやっている人材が増えてしまいます。従業員達に新しい『経験』や『成長』の場を組織的に提供できる環境が必要だと感じていました」と永瀧氏は続けます。

選択のポイント

長期的なサポートが期待できるNECへの信頼感が導入を後押し

株式会社バンダイナムコスタジオ 経営企画部 経営企画・採用チーム 松尾 秀一郎 氏株式会社バンダイナムコスタジオ
経営企画部
経営企画・採用チーム
松尾 秀一郎 氏

事業内容に合った人材マネジメントを実現できるソリューションとして、同社が採用したのが、NECが提供するグローバル人材マネジメントサービス「Cultiiva Global/HM」です。

「複数のソリューションを比較しましたが、標準的な機能を網羅しつつ、必要な機能だけを選択したり、項目設定を変更できる柔軟なカスタマイズ性を評価しました。これなら最小限のコストで当社のニーズに合致した仕組みを構築できます」と松尾 秀一郎氏は説明します。

また、同社は、シンガポールとカナダにも拠点を展開しており、Cultiiva Global/HMが英語、中国語という多言語に対応している点も評価の対象となりました。仮にオンプレミス型のシステムの場合、こうした言語対応のための改修や展開に多大な手間が発生してしまいます。
加えて、Cultiiva Global/HMのベースとなっているプラットフォーム「SuccessFactors」がグローバルでNo.1の導入実績を誇っているという点、そして、海外にも拠点を持ち、導入から運用まで、長期にわたって安心してサポートを受けられるNECへの信頼感も採用を後押ししました。

「提案当初から、担当営業、技術部隊が一体となって当社のニーズに応えようと真摯に対応してくれました。NEC自身がこのサービスを利用しており、豊富なノウハウや知見を蓄積していると感じられたことで、安心感はさらに増しました」と永瀧氏は言います。

導入ソリューション

システム上で各従業員のキャリアやスキルの詳細を見える化

バンダイナムコスタジオ様は、まずCultiiva Global/HMの「社員プロファイル」機能を3カ月という短期間で導入。各従業員が、これまでどんなプロジェクトに携わり、どのような仕事をしてきたかなど、キャリアやスキルの詳細を可視化するための基盤を整備しました。

過去の情報については、既存システム内のデータをNECの協力のもとに移行。そこに必要なデータを新たに投入して、順次、情報の拡充を進めています。

また、同社は社員プロファイルに続いて「目標・評価管理」機能も追加導入しました。これは、評価プロセスを定義し、目標に対する評価のフィードバックを行うための機能。NECと協力して同社の事業の特性に合わせた制度設計を行い、項目などを最適化しています。

Cultiiva Global/HM 利用イメージCultiiva Global/HM 利用イメージ

導入後の成果

流動的なプロジェクト編成と評価プロセスの改革で従業員の成長を促す

Cultiiva Global/HMの社員プロファイル機能は、現場に浸透するにつれて、社内のコミュニケーションに変化を生み出すと松尾氏は言います。

「これまでは、従業員のキャリアやスキルを軸に人材情報を検索することが困難だったため、プロジェクトの責任者は、ほぼ自分の知っている範囲で適した人材を見つけるか、人づてに聞いていくしかありませんでした。しかし、責任者がCultiiva Global/HMを活用すれば、全社から最適な人材を見つけ出し、プロジェクトチームを編成できるようになります」(松尾氏)。

また、永瀧氏も「固定化されていたプロジェクト編成がより流動的になれば、従業員が担当する業務の幅も広がり、スキルアップなどの人材育成にもつながります。基本的には、プロジェクトの責任者主導でチームを編成しますが、責任者以外のメンバーも人材を推薦したり、アドバイスをしたりしながらプロジェクト編成の全社最適を推進していきます」と続けます。

「社員プロファイル」機能に続いて導入した「目標・評価管理」機能も、こうした人材育成に貢献しています。

従来、同社はExcelで作成したフォーマットによって目標・評価の管理を行っていましたが、評価プロセスが一定でないため、なぜそのような評価だったのか、従業員に理由が伝わりづらかったといいます。「このプロセスをシステム化し、評価の根拠を具体化することで、成長を促進できると手応えを感じています」(永瀧氏)。

今後の展望

さらなる改善を繰り返し、より最適な仕組みにシステムを育てる

現在、同社は、新卒採用時のエントリーや選考過程の情報を管理するための「採用管理」機能の追加も決定しています。

「人材に関する情報や管理の仕組みを一元化することで、応募から採用に至るまでの情報を採用管理機能で包括して管理すると共に、優秀な人材獲得へ向けた傾向分析も行うことができるため、必要な人材を効率的に採用することができるようになります」と松尾氏は述べます。

さらに今後も適正な報酬を分配するための「報酬管理」機能の追加など、同社はCultiiva Global/HMによる人材マネジメント基盤の拡充を継続していく予定です。

「Cultiiva Global/HMは、現在の仕様で完成ではなく、育てていくシステムだと考えています。成果を上げ、人材マネジメント基盤の構築に取り組む多くの企業に良い事例を示したいですね。そのためには、長く良好な関係を構築できるベンダーとのパートナーシップが不可欠。NECには大いに期待しています」と永瀧氏は最後に強調しました。

NECスタッフの声

人材マネジメントにかかわるトータルな支援を実現

バンダイナムコスタジオ様へのCultiiva Global/HMの提供に当たっては、NECの技術担当チームを中心に、お客様の抱える課題やニーズにお応えするための方法を、あらゆる角度から詳細に検討し、提案を行いました。その結果、お客様の目指す統合的な人材マネジメント基盤の構築に貢献できたことを、非常にうれしく感じています。

このような提案が可能になった理由の一つが、この仕組みをNEC自身が利用していることです。NEC自ら、国内外のグループ会社を含めた全社基盤としてCultiiva Global/HMを人材マネジメントや人材育成のために実運用しています。その経験を活かすことで、お客様に対して現実的なシステム設定や利用展開に向けた最適なアドバイスが実施できるのです。

また、システムを提供するだけでなく、コンサルティングサービスや人材育成に寄与するeラーニング教材の提供など、関連部門が密接に連携し、人材マネジメントに関するトータルな支援をワンストップで提供できる点もNECならではの強み。これまで多くのお客様の課題解決をお手伝いしてきた経験から、様々な業種の業務に精通しているという強みも持っています。こうした特長を活かしながら、今後もNECは、バンダイナムコスタジオ様の人材マネジメントに関する取り組みを末永く支えていく考えです。

お客様プロフィール

株式会社バンダイナムコスタジオ

所在地 〒140-0002 東京都品川区東品川4-5-15 バンダイナムコ未来研究所
設立 2012年4月2日
資本金 1,000万円
売上高 180億円
従業員数 1047名(2012年12月現在)
事業内容 エンターテインメントを通じた「夢・遊び・感動」を世界中の人々へ提供し続けることを理念に据えるバンダイナムコグループの一員として、家庭用/業務用ゲーム、映像、音楽など、幅広いコンテンツの制作を手がける。
URL http://www.bandainamcostudios.co.jp/

(2014年2月18日)

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