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アルケア株式会社様

アルケア株式会社様

経営基盤の強化を目指し、基幹システムをFlexProcessで刷新。
徹底的な業務プロセスの見直しを実施し、
業務の標準化・効率化・見える化を実現、更なる成長へ。

業種製造業業務共通業務,生産管理
製品ERP(会計・人事・給与・販売・生産等)パッケージソリューション・サービス 

1955年の創業以来、アルケア株式会社様(以下アルケア様)は、医療分野を中心に多彩なメディカルケア製品を製造・販売してきました。現在では、医療の現場で培われた豊富な実績やノウハウをベースに、ホームヘルスケア製品やスポーツ&セルフケア製品の製造・販売へと、事業領域を拡大しています。このたび、経営リスクの排除とシステム基盤の強化を目的とし、業務プロセスの刷新と作業の標準化を推進するために、基幹情報システムに「FlexProcess」を導入しました。計画から受入、在庫管理、製造、物流までの一貫した基幹情報システムの構築を実現し、一連の業務の流れを見える化することで作業効率を大幅に高めています。これにより、生産性が向上し、更なる事業成長へ向けたシステム基盤が整いました。

事例のポイント

課題

  • 既存システムはブラックボックス化し、部門ごとに部分最適化され、大きな経営リスクであった。
  • 必要なデータを迅速に利用できず、事業戦略に活かしきれていなかった。
  • 属人的な業務があり、業務の標準化が図れていなかった。
  • 原材料から製品にいたるまでのロット管理を実現したかった。

成果

  • 今後の事業成長に柔軟に対応できる基幹情報システムを構築。
  • 計画-受入-在庫管理-生産-物流までの全社的な情報の一元管理と見える化を実現。
  • 熟練者の経験知を取り込みながら業務プロセスの標準化を実現。情報の見える化で管理レベルが向上。
  • 迅速かつ正確なロットトレースを実現。ハンディ端末の活用で入力精度の向上と実績入力作業の負荷を軽減。

導入前の背景や課題

ブラックボックス化し、部分最適化されていた既存システムの経営リスクを排除

アルケア株式会社 情報企画部 部長 中嶋 英之 氏アルケア株式会社
情報企画部
部長
中嶋 英之 氏

アルケア様が基幹情報システムの全面刷新を決断するにいたった、既存システムの課題や背景について、情報企画部 部長 の中嶋英之氏は次のように話します。

「従来の基幹情報システムは約15年間も利用してきましたが、仕様書を残してこなかったという問題を抱えていました。ブラックボックス化したシステムでは新たな機能拡張や他システム連携が困難で、さらに、部門ごとに部分最適化されたデータは経営へ迅速に活かすことができず、これらを大きな経営リスクだと捉えていました。これらの経営リスクを排除し、システム基盤の見える化を実現することはもちろんですが、個々の機能を事業形態に合わせてプラグのように抜き差しできる柔軟な仕組みにしたいというのが基幹情報システム刷新の大きな動機でした。
そして、新たな基幹情報システムに蓄積されるデータを事業戦略へと活かし、より的確な経営判断を実現することが必要でした。」

選択のポイント

品質管理の機能と、NECの総合評価によりFlexProcessを採用

アルケア株式会社 生産管理部 部長 伊藤 克己 氏アルケア株式会社
生産管理部
部長
伊藤 克己 氏

アルケア様はシステム導入の前段階として、業務現場の現状分析や課題の洗い出しを9カ月間かけ徹底的に実施しました。どこまでも理想的な仕組みづくりを目指す積極的な社風を、生産管理部 部長 の伊藤克己氏はこう語ります。

「先のことを考え、想像し、企画を立てるというのが私どもの企業文化です。それが社員ひとりひとりに浸透していて、今回の新システムの導入でも理想像を目指す意識が、各部門や業務現場ではたいへん強かったのではないかと思います。」

このような企業文化を背景に、各部門から抽出された多種多様な課題を全面的に解決できる理想的なシステムづくりを目指して、ITベンダー9社に提案の依頼をしました。

「NECのFlexProcessには、品質管理の機能が製品に含まれており、それがFlexProcessを選ぶ重要なポイントとなりました。また、私たちの課題とどう向き合い取り組んでいただけるのかという、システムの開発体制や取り組むベンダーとしての姿勢も重視しました。」(中嶋氏)

その結果、パートナーとしての信頼性の高さ、実現へ向けた具体性の高さなど数多くの評価項目で高いポイントを獲得し、総合評価でNECが提案したFlexProcessが採用されました。

システム概要

材料の受入から製造、在庫管理、出荷の各業務現場で生産性が大幅に向上

アルケア株式会社 品質保証部 薬事品質保証課 課長 上松 丈司 氏アルケア株式会社
品質保証部
薬事品質保証課 課長
上松 丈司 氏

FlexProcessの導入により生産管理のプロセスがどのように変わったのか、品質保証部 薬事品質保証課 課長 の上松丈司氏は次のように話します。

「従来は、製品化の段階でロット番号をふり、使用した材料を記録書類へ手書きしていましたが、新システムでは原材料の受入時からハンディ端末によるバーコード読み取りを活用して一貫したロット管理が行える、製造プロセスの自動化を実現しました。不具合が発生した場合、以前は記録書類を1枚1枚確認していたのですが、FlexProcess導入後は材料の受入から製品の出荷まで、ロットトレースが正確かつ迅速に行えるようになりました。材料の在庫管理もグロス管理から、より需給バランスを反映した精度の高いロット管理へと移行しています。また、生産計画では今まで担当者の経験知や“カン”に頼っていた部分が数値化されて、ノウハウの見える化を実現しています。」

アルケア株式会社 物流部 内田 恵津子 氏アルケア株式会社
物流部
内田 恵津子 氏

物流部門でのシステムはどのように変わったのか、物流部の内田恵津子氏は語ります。

「マスタデータを整理したいというのが、大きな課題としてありました。これまでは、取引先マスタのデータ管理が煩雑化していてわかりにくく、それをきちん と整理し新しい統合的なマスタを構築できたのが大きなポイントでした。同時に、商品マスタもたいへん整理しやすくなりました。帳票作成では、 FlexProcessによる直接出力が進み作業が効率化しています。また、システムに不慣れな社員もいますので、誤入力をするとエラーが出るといったき め細かな仕組みを導入し、操作性と情報の正確性の向上を実現しました。」

アルケア株式会社 生産管理部 手塚 博志 氏アルケア株式会社
生産管理部
手塚 博志 氏

さらに、品質管理面での改善について生産管理部の手塚博志氏は話します。

「従来は、検査データDBを持つ独自のシステムを構築していたのですが、その運用には専門知識が必要で手軽に扱えるものではありませんでした。FlexProcessの導入で、マスタへの品目追加や修正が誰でもできるようになり、業務の標準化が進んでいます。また、紙ベースで行っていた検査の合否判定をシステムへ入力することにより、迅速かつ正確に情報が伝わり不適合品の流出ミスがなくなりました。さらに、品質情報が共有され各部門に浸透したことで、生産に関わる全部門で品質に対する意識が向上した点も大きな効果だと思います。」

図版:アルケア様「FlexProcess」導入イメージアルケア様「FlexProcess」導入イメージ

導入後の成果と今後の展望

戦略立案や意思決定など、統合的なデータ基盤を経営業務へ活用推進

「東日本大震災の影響で1カ月間プロジェクトがストップしたり、計画停電の影響も懸念される中、担当いただいたNECネクサソリューションズには予定通りシステムを稼働させるため非常に無理を重ねていただき、たいへんな助力をいただいたと思っています。」(中嶋氏)

個々の業務面では大きな効果を上げ、基幹情報システムのデータ基盤が構築された現在、アルケア様は蓄積されたデータを経営戦略に活用する、次のステップへ挑戦しようとしています。

「FlexProcess導入による見える化の効果で、仕事を“忘れる”ミスが非常に少なくなった印象があります。個別の作業面では効率化が進みましたが、部門マスタの整備には課題が残ります。特に生産計画や材料の調達計画、外部への加工計画は、まだ進化の途上です。これらの業務を含めて、全社横断的に統合化された仕組みで標準化がさらに推進されれば、より大きな効果を実感するでしょう。」(伊藤氏)

アルケア様では近い将来、FlexProcessに蓄積された多彩なデータを意思決定や戦略立案など、経営業務へ活用する次の仕組みづくりを予定しています。NECはこれまで以上にアルケア様をサポートし、業務改革の支援を続けていきます。

プロジェクトメンバー(アルケア様ふくろうハウスにて)プロジェクトメンバー(アルケア様ふくろうハウスにて)

NEC担当スタッフの声

NECネクサソリューションズ システムインテグレーション事業本部 / 第三システム事業部 マネージャー 玉井 淳二NECネクサソリューションズ
システムインテグレーション事業本部 /
第三システム事業部
マネージャー
玉井 淳二

今回のシステム導入では、FlexProcess、EXPLANNER/Aiを中心に、アスプローバ連携、ハンディ端末連携、VAN連携、自動倉庫連携など、広範囲な業務が対象になりました。打合せの内容も、各業務間をまたがる議論が多くなりましたが、その都度、PJメンバーが目指すあるべき姿(To-Beモデル)に立ち返り、業務の効率化、生産性の向上のためになにが必要なのかを再確認し、目指す姿に向かって一丸となって取り組めたのが一番の成功点だと考えています。

お客様プロフィール

アルケア株式会社

本社 東京都墨田区錦糸1丁目2番1号 アルカセントラル19階
千葉工場 千葉県千葉市花見川区千種町36番2号
創業 1955年7月
設立 1973年5月
資本金 9,000万円(2012年6月現在)
従業員数 460名(2012年6月現在)
主な事業 メディカルケア、ホームヘルスケア、スポーツ&セルフケア用品の開発ならびに製造・販売、輸出入
URL http://www.alcare.co.jp/

写真:取扱商品など

関連リンク

(2012年7月20日)

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