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アイシン精機株式会社様

アイシン精機株式会社様

グローバルな環境コミュニケーション基盤として
環境パフォーマンス管理パッケージをカスタマイズ・サービス提供

業種製造業業務経営企画,人事・総務
製品その他製品ソリューション・サービスSaaS,環境ソリューション

アイシン精機株式会社様では、国内拠点同士の連携に主眼を置いた環境情報システムの運用を刷新し、全世界の連結会社に拡大することを決定。海外からの環境データの収集・集計作業の効率化、より詳細な目標管理などを実現するため、クラウドサービスで利用可能な環境パフォーマンス管理システム「GreenGlobe®X (グリーングローブ エックス)」を導入しました。同社が新たに構築する環境コミュニケーション基盤に組み込むためのカスタマイズや、NECのデータセンターで提供するホスティングサービスなど、NECの柔軟な対応と提案力が評価されました。

導入前の課題

従来システムのまま、データ収集対象を
海外全拠点に広げるのは、機能・性能面で限界

アイシン精機株式会社 安全衛生環境部 副部長 小木曽 保幸 氏アイシン精機株式会社
安全衛生環境部
副部長
小木曽 保幸 氏

アイシン精機株式会社様は、自動車用エンジンやブレーキ、エレクトロニクス関連などの分野で高い技術力を持つ、世界有数の自動車部品メーカーです。
2011年4月、同社は地球環境との共存、持続可能な社会の実現に向けて「第5次アイシン連結環境取り組みプラン」を策定。環境情報システムの利用範囲を、中核企業であるアイシン精機様だけでなく、「海外拠点を含む全てのグループ企業に拡大することを決定しています」と、安全衛生環境部 副部長 小木曽保幸氏は語ります。

アイシン精機株式会社 ERM部 監査室 (元安全衛生環境部) 主担当 鈴木 ゆかり 氏アイシン精機株式会社
ERM部 監査室
(元安全衛生環境部)
主担当
鈴木 ゆかり 氏

従来の環境情報システムは、国内拠点同士の連携に主眼を置き、イントラネットで運用されていました。海外拠点はこのネットワークにアクセスできないため、表計算ソフトで作成した環境データを電子メールで送付し、事務局を務める安全衛生環境部が再入力していました。集計機能なども備わっていなかったため、報告書作成などに要する業務の負担が増していました。ERM部監査室(元安全衛生環境部)主担当の鈴木ゆかり氏は、「データ収集対象を全世界の連結会社に広げるとなると、従来システムの機能・性能では限界が出てきます。そこで新たなシステムの企画・構築に着手しました。事務局側では迅速な実績把握と正確な評価が行え、各連結会社においてはグループの環境データにいつでもアクセスでき、過去の傾向把握やシミュレーションが可能になる仕組みを目指しました」と話します。

導入の経緯

新たな機能要求をアドオン開発し、パッケージと
連携させる条件に対応できた唯一のベンダがNEC

アイシン・インフォテックス株式会社 事業本部 OAシステム開発部 OAグループ グループマネージャー 渡辺 浩二 氏アイシン・インフォテックス株式会社
事業本部 OAシステム開発部
OAグループ グループマネージャー
渡辺 浩二 氏

同社はアイシン・インフォテックス株式会社様ご協力のもと、新システムの要件を検討した結果、グローバルに利用可能なクラウドサービスを導入することに決め、ICTベンダ3社のパッケージ製品を比較検討しています。ただしノンカスタマイズでの導入は、アイシン精機様が目指す環境パフォーマンス管理や、コミュニケーションを重視した運用方法になじまないことは明白でした。
そこで、従来のシステムが備えていた環境データの収集・管理機能を継承しながら、承認機能や拠点間の情報共有に不可欠な公開情報などの機能をアドオン開発し、パッケージと連携させる必要がありました。「足りない機能は自前でつくってパッケージを補完できることが、重要な条件でした。この条件を満たして、クラウド型のシステムを提案したのは、NECだけだったのです」。アイシングループの業務システムの開発を担う、アイシン・インフォテックス株式会社の渡辺浩二氏は、NECの環境パフォーマンス管理システム「GreenGlobe®X」を選定した理由を、このように振り返ります。

また小木曽氏は、「NECは、われわれと同じグローバルな製造業として、先進的な環境管理のシステムを、海外拠点を含めて既に運用しており、目標とすべき環境先進企業でした。豊富な経験・ノウハウを活かしたソリューションを提供していただくことで、アイシン連結グループの環境マネジメントのレベルを一気に引き上げることができると確信したことも、NECを選定した理由のひとつです」と補足します。

「環境コミュニケーション基盤」と位置づけられた、
新たな環境パフォーマンス管理システム

アイシン・インフォテックス株式会社 事業本部 OAシステム開発部 OAグループ WEBアプリチーム 日野田 麻美 氏アイシン・インフォテックス株式会社
事業本部 OAシステム開発部
OAグループ
WEBアプリチーム
日野田 麻美 氏

アイシン精機様は、この新しい環境パフォーマンス管理システムを「A-GLOBE」と名づけ、グループ間の円滑な「環境コミュニケーション基盤」と位置づけています。たとえば、アドオン開発によって追加されたのは、相互にコミュニケーションがとれる双方向コミュニケーション機能やノウハウ・基準を一元管理できる公開情報機能です。システム開発を担当したアイシン・インフォテックス株式会社の日野田麻美氏が、次のように解説します。「ある国の連結会社が環境管理に関する議題を全世界に投げかけると、その議題に対して各社から寄せられた活動内容などの回答を、システム上で発信者が収集できる機能です。また電子メールでは埋もれてしまいがちなメッセージのやりとりを、履歴としても残せるようになっています」。

アイシン精機様の目指す環境データに関する年初目標および実行目標管理は、GreenGlobe®Xの目標管理をカスタマイズして実現しています。

なお、本システムはNECのデータセンター内で稼働させており、ホスティングの形態でNECが運用保守サービスを提供しています。海外を含むアイシングループ各社のスタッフはインターネット経由で、いつでもどこからでもA-GLOBEの機能を利用できるようになっています。

NECの「GreenGlobe®X」によって構築された、アイシン精機様の新しい環境パフォーマンス管理システム「A-GLOBE」 (イメージ図)NECの「GreenGlobe®X」によって構築された、
アイシン精機様の新しい環境パフォーマンス管理システム「A-GLOBE」 (イメージ図)

導入後の成果

実績集計に要する時間の短縮と、
事例の共有化による活動レベルの底上げ

アドオン開発とデータ移行が完了した2013年秋、同社 安全衛生環境部とアイシン・インフォテックスの運用メンバーが中心となり、グループ各社へのユーザ教育を実施しています。「とりわけ海外の連結会社については、世界をいくつかのエリアに分け、A-GLOBEの入力方法、各種機能についての勉強会を開催しています」(鈴木氏)。2014年7月より、まず国内での運用を開始しており、2015年度からは全世界でのグループ一体となった本番運用をスタートします。

インドネシア、およびブラジルでの、「A-GLOBE」勉強会のひとコマ。

インドネシア、およびブラジルでの、「A-GLOBE」勉強会のひとコマ。

インドネシア、およびブラジルでの「A-GLOBE」勉強会のひとコマ

アイシン・インフォテックス株式会社 事業本部 OAシステム開発部 OAグループ WEBアプリチーム 山田 悠士 氏アイシン・インフォテックス株式会社
事業本部 OAシステム開発部
OAグループ
WEBアプリチーム
山田 悠士 氏

本番運用後に予想される導入効果として、鈴木氏は「アイシン連結グループにおける環境パフォーマンスの実態が、従来の年次ではなく月次単位で把握できるようになること、および、事例の共有化による活動レベルの底上げ」を挙げます。一方、渡辺氏は「事務局での実績集計に要する時間が、短縮できると予想しています。今まで集計に費やされていた時間を、改善活動などより付加価値の高い業務にシフトできるはず」と強調します。
GreenGlobe®Xにアドオン機能の組み込みを実現させた、アイシン・インフォテックス株式会社の山田悠士氏は、「環境管理を便利にするツールというレベルにとどまらず、承認機能をはじめ業務の仕組みそのものがシステム上で表現されているのが、A-GLOBEの長所です。データの裏付けとなるエビデンスを残し、承認プロセスを明確にすることで、アイシングループとして認められたデータのみが報告される、つまり社会に対して責任を果たせる仕組みが実現します」と語ります。

安全衛生を確保する機能の、さらなる活用

A-GLOBEのコミュニケーションの範囲は、環境マネジメントに関わる情報のみならず、安全衛生に関する情報にも拡張する計画があります。
小木曽氏は、「たとえば、ある海外製造拠点で設備を設計・導入する際に、A-GLOBEの公開情報機能によって、すぐにグローバル基準を現場で確認できるようになります。今後は、どの国にも安全な設備が確実に導入できるツールとしても、A-GLOBEを活用して行く考えです」と、将来構想を語ります。
また鈴木氏は、「環境活動と安全管理に関する各国のユーザの考え方を、今後も継続的に把握し、A-GLOBEに搭載する機能を厳選しながら、活用レベルを向上させていきたい」と話します。

取材日:2014年5月30日

NEC担当スタッフの声

環境活動と安全衛生のベースとなる、新たな
基盤構築に貢献できたことを、誇りに思っています

萩原電気株式会社 第一ソリューション事業部第一営業部  部長代理 田中 裕一氏
日本電気株式会社 第二製造業・自動車ソリューション事業部 
トヨタグループ第一インテグレーション部 マネージャー 岡本 淳


環境パフォーマンス管理システムを販売するベンダは、「あらかじめ作り込まれた機能やサービスをそのままの状態でお使いください」という販売方法が主流です。しかし、このアイシン精機様の案件においては、当社はお客様の構築するシステムと連携させつつ、GreenGlobe®Xの機能をお客様向けにカスタマイズして提供する提案を行っています。このような提案は、NECだけでした。
システム構築の成功要因としては、アイシングループのマネジメントルールについて丹念にヒアリングを行い、実際の業務の仕組みに対応した要件定義ができたことだと考えています。
環境活動と安全衛生のベースとなる新たな基盤構築に貢献できたことを、我々としても誇りに思っています。

企業プロフィール

アイシン精機株式会社

本店所在地 愛知県刈谷市朝日町二丁目1番地 アイシン精機株式会社様 様
設立 1965年8月
資本金 450億円(2013年3月31日現在)
従業員数 連結 87,990人/単独 12,957人
事業内容 自動車部品(ドライブトレイン、ボディ、ブレーキ&シャシー、エンジン、情報関連)、 住生活・エネルギー関連製品(ミシン、ベッド、GHP)、福祉関連製品の製造・販売
U R L http://www.aisin.co.jp/

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(2014年09月01日)

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