Please note that JavaScript and style sheet are used in this website,
Due to unadaptability of the style sheet with the browser used in your computer, pages may not look as original.
Even in such a case, however, the contents can be used safely.

VERITAS File System - ファイルシステムの構造

概要

いままでのLinux上のファイルシステムのファイルアロケーション手法において、小さなブロック単位でしかファイル領域をアロケートできなかったり、標準のブロックアロケーション手法だとファイル領域が非効率にアロケートされてしまうなどの問題がありました。このような問題に対処するために、VERITAS File System(VxFS)では次のような機能を提供します。

  • エクステントベースでファイルをアロケートすることが可能です。
  • 1つのエクステント毎に1ファイルを割り当てることが可能です。
  • それができない場合は、隣り合うエクステントに割り当てることが可能です。
  • それもできない場合は、近隣エクステントに割り当てることが可能です。

これにより、次のような有効性を持つことができます。

  • I/Oパターンによっては、ファイル入出力の高速化が可能です。
  • 大容量ファイルサイズのサポートを実現する。

エクステントについて

エクステントとは1つ以上の隣接する論理ファイルシステムブロックの固まりです。各エクステントはスタートブロックのアドレスとブロック単位の長さで表されます。
VxFSにおけるファイル割り当ては、エクステント単位で割り当てられます。この方法により、複数のブロックを一度に入出力することが可能です。 VxFSのinode構造体は10個の直接アドレスエクステント、1個の間接アドレスエクステント、1個の二重間接アドレスエクステントから構成されています。

  • VxFSの間接アドレスエクステントはデータに対する固定長エクステントをもっています。
  • 各間接アドレスエクステントのサイズは8Kであり、2048個の4バイトアドレスで構成されています。
  • 二重間接エクステントの各内容は間接アドレスエクステントへのポインタです。
アドレスエクステントのレイアウト