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Arcserve Backup r16 特長/機能

新機能

サポート環境の拡大

  • NEC CLUSTERPRO X 3.0 for Windowsを正式サポート
    動作環境/バックアップ対象として、NEC CLUSTERPRO X 3.0 for Windowsが追加されました。
    Arcserve Backup r16でサポート対象となる CLUSTERPRO Xのバージョンは下記となります。
    - CLUSTERPRO X 3.0 for Windows (共有型/ミラー型)
    - CLUSTERPRO X 2.1 for Windows (共有型/ミラー型)
    CLUSTERPRO 環境のシステム構成例は「システム構成」のページをご参照ください。

  • Image Option のサポート環境の拡大
    Enterprise Module(Image Option)の動作環境にWindows Server 2008(x86,x64)、Windows Server 2008 R2(x64), Windows Server 2003(x64)環境が追加されました。
    Enterprise Module(Image Option)の動作環境は「動作環境」のページをご参照ください。

  • VMware ESXiをサポート環境に追加
    VMware ESXi環境に構築したゲストOSのバックアップ/リストアのサポートをNECで開始しました。
    詳細は「動作環境」のページをご参照ください。

  • ゲストOS上でのAgent for Oracleのサポートを開始
    VMware/Hyper-Vなどの仮想環境上に構築したゲストOS上での Agent for OracleのサポートをNECで開始しました。
    詳細は「動作環境」のページをご参照ください。

Disaster Recovery Optionの機能拡張

  • Windows PE(Preinstallation Environment)による惨事復旧
    Windows Server 2003環境の惨事復旧で、Windows PEを使って復旧を行うことができるようになりました。従来のASR(Automated System Recovery) ベースの復旧方式よりも復旧時間を短縮することができます。
    ※ Windows Server 2008 R2用のドライバが提供されていないHW環境では、従来のASRベースの復旧方式をご利用ください。

  • 惨事復旧情報の保存先の追加
    従来のMSD(Machines Specific Disk)やisoイメージへの保存に加えて、ネットワーク上の共有フォルダ、バックアップサーバのローカルデバイス(リモート惨事復旧時)に保存できます。この機能を利用することで毎回MSDを更新する必要がなくなると共に、惨事復旧手順を簡素化することができます。また、FDDを用意 しなくとも惨事復旧を行うことができるようになります。

フルバックアップ実行回数を削減する合成フルバックアップ

合成フルバックアップは、フルバックアップセッションと増分バックアップセッションから、新たな1つのフルバックアップセッションのデータを生成できます。また、フルバックアップの回数削減に加えて、バックアップ保存先のメディアやディスク容量の削減も可能です。
さらに合成されたフルバックアップセッションのデータは、削除されているデータを含めないため、現在の最新の状態のフルバックアップセッションとなります。

  • 本機能を利用するためには Agent for Open Files が必要です。
  • 本機能は Windows プラットフォームで利用可能です。

ストレージの容量を削減するアーカイブ

アーカイブは、設定したアーカイブポリシーに従ってディスク上のデータをテープやストレージに移動してから元のデータ削除する機能です。利用頻度の低いデータをアーカイブすることにより、ストレージ領域の利用効率を向上します。アーカイブポリシー設定では、アーカイブ対象とするデータのフィルタ設定のほか、任意の時刻にアーカイブを実行するようスケジュールすることが可能です。

その他の改善

  • テープブロックサイズの上限の拡張
    これまで64KBだったテープブロックサイズの上限を拡張し、256KBと512KBが追加されました。より大きな単位でテープに書き込むことができるようになるため、LTO5などの高速なテープ装置と組み合わせて使用することで、テープ装置の性能を引き出すことができます。

  • Webベースのマニュアル・オンラインヘルプ
    ARCserve Backup のマニュアルとオンラインヘルプがインターネットを通じて提供されるようになりました。これにより常に最新バージョンのマニュアルとオンラインヘルプを参照することができるようになります。
    また、ローカルにダウンロードしたマニュアルとオンラインヘルプファイルを参照するように設定することもできます。

  • VDDK(VMware Virtual Disk Development Kit) 1.2.1の展開
    Agent for Virtual Machines に VDDK 1.2.1 が内包されました。これにより、r15 以前のバージョンでは別途 VDDK をダウンロードして展開する作業が必要でしたが、r16 からダウンロードする必要がなくなりました。
    CA ARCserve Backup r16 SP1(RO35298) を適用すると自動で VDDK 5.0 になります。

Arcserve Backup の特長

Arcserve Backup は、Windows/Linuxサーバ上の多様なデータをテープやディスクに バックアップするバックアップソフトウェアです。日本語インタフェースを標準で備えており、エージェント/オプションを追加することで、データベースのオンラインバックアップや仮想化環境への対応、イメージバックアップなど多彩なバックアップソリューションを提供します。

日本語化された GUI

Arcserve Backup は完全日本語化された GUI を標準で提供しています。バックアップソースは、エクスプローラ形式のツリー表示で対象フォルダ/ファイルを選択します。ツリー表示形式は、エージェント製品の導入単位で表示する「グループビュー」(デフォルト)、 サーバ単位で表示する「クラシックビュー」の2パターンを提供しています。
また、バックアップマネージャはタブを使ったウィザード形式で構成されているので、順番に設定を行うことでバックアップジョブが作成できるようになっています。

ARCserve Manager GUI

バックアップデバイスの運用・管理

  • テープバックアップ
    NEC が販売している単体型テープ装置をはじめ、シングルドライブの集合型テープ装置やRDXの使用を、本体製品の標準機能として提供しています。また、各種オプションの追加により、複数ドライブを搭載した集合型テープ装置の使用やTape RAID機能、SAN接続のテープ装置を複数の Arcserve Backup サーバで共有利用することが可能となります。
    Arcserve Backup で使用可能な NEC のテープデバイスは、以下をご参照ください。
  • ディスクバックアップ
    NEC が販売しているサーバの内蔵ディスクやローカル接続のiStorageディスク、ネットワーク上の共有ドライブへのバックアップを、本体製品の標準機能として提供しています。
    ※ NECでは他社製デバイスの利用をサポートしていません。
    ※ NECではネットワーク上の共有ドライブへのバックアップを推奨していません。


  • ディスクステージング/テープステージング
    ディスクとテープ装置のバックアップを組み合わせたD2D2T(ディスクステージング)/D2T2T(テープステージング)機能を標準で提供しています。標準では 2 ストリームまでのサポートですが、オプション製品の Enterprise Module により最大 32 ストリームまで拡張できます。

  • データデデュプリケーション
    ディスクへのバックアップでは、バックアップデータの重複を排除する「データデデュプリケーション」機能を、本体製品の標準機能として提供しています。バックアップ時に同一サーバ内の重複を検出しデータ削減を行うインラインデデュプリケーションと、バックアップ後に各サーバ間のバックアップデータの重複を検出しデータ削減を行うポストプロセスデデュプリケーションの二種類が実装されています。
    ※ データデデュプリケーション機能使用時の注意事項
    Arcserve Backup のデデュプリケーションデバイスは、データファイルとインデックスファイルから構成されています。このインデックスファイルが破損すると、これまでデデュプリケーションデバイスにバックアップしたデータが全て使用できなくなる危険性があります。
    デデュプリケーションデバイスを利用するときは、「メディア検証とスキャン」ユーティリティを使って、定期的にデデュプリケーションデバイスが破損していないか確認してください。

様々なバックアップ・リストア機能の提供

  • システム復旧手順の簡略化
    Arcserve Backup 本体製品に Disaster Recovery Option を追加すると、本体製品、Client Agent が導入されている Windows 環境のシステムが起動不可となった場合に、システム復旧手順を簡略化できるようになります。また、復旧手順の簡略化により、システム復旧時間の短縮や、復旧時の作業ミスを抑制することが可能となります。
    ※ Linux 環境の惨事復旧は行えません。

  • 使用中のファイルのバックアップ
    バックアップ対象のサーバに Agent for Open Files を導入すると、他のアプリケーションなどが使用中のファイルのバックアップができるようになります。また、バックアップ完了を待たずにファイルの更新を行うことができます。

  • イメージバックアップ
    Arcserve Backup 本体製品に Enterprise Module を追加すると、Windows ディスクの使用領域をセクタイメージでバックアップするイメージバックアップが可能となります。 イメージバックアップはファイルのバックアップ時に発生するファイルアクセスのためのオーバヘッドを削減でき、バックアップ時間はファイル数に依存せずバックアップ容量に対応するようになります。

  • raw バックアップ
    Arcserve Backup 本体製品に Enterprise Module を追加すると、本体製品が導入されたサーバおよび Client Agent 導入サーバで、物理ディスクまたはパーティションの raw バックアップが可能となります。 raw バックアップは Windows Server 2008/2003 環境でご利用いただけます。

  • マルチプレキシング・バックアップ
    1台のテープ装置に対し、複数のバックアップソースを同時に書き込むことで高速テープ装置の性能効率を上げる、「マルチプレキシング」機能が Arcserve Backup 本体製品の標準機能として提供しています。ローカルディスクはドライブ単位で、リモートサーバはサーバ単位で、ひとつのジョブを複数のサブジョブに分け、最大 32 個まで同時に実行することができます。

データベース・アプリケーション対応

データベース・アプリケーションが導入されているサーバに専用エージェントを追加すると、データベース・アプリケーションのオンラインバックアップが可能となります。また、トランザクションログのバックアップ、ポイントインタイムリカバリなどのデータベース・アプリケーションごとに提供されている機能に対応した復旧機能を提供しています。
[ 対応データベース・アプリケーション ]
  • Oracle
  • Microsoft SQL Server
  • Microsoft Exchange Server
  • IBM lotus Domino
対応バージョン等の詳細は「動作環境」の各アプリケーションエージェントのページをご参照ください。

仮想環境への対応

  • VMware ESX/ESXi
    VDDK(VMware Disk Development Kit)サーバとゲストOSにエージェントを導入すると、 ESX/ESXi 上に構成されたゲストOSのraw(full-vm)バックアップやファイルレベルバックアップを行うことができます。
  • Microsoft Hyper-V
    Hyper-V ペアレントパーティション(ホストOS)とチャイルドパーティション(ゲストOS)にエージェントを導入すると、VSSを使ったゲストOSのraw(full-vm)バックアップ、ファイルレベルバックアップが可能です。

仮想環境の構成例は「システム構成」のページをご参照ください。

NEC CLUSTERPRO 環境への対応

Arcserve Backup は NEC CLUSTERPRO 環境を正式にサポートしています。Arcserve Backup ユーザガイドへの CLUSTERPRO 環境への導入手順の掲載に加え、Arcserve Backup のインストーラでは CLUSTERPRO 構成であることを自動検出して、Arcserve Backup の導入をサポートします。

NEC CLUSTER Install

クロスプラットフォーム対応

Linux 用の Client Agent を導入すると、Linux 環境のファイルをネットワーク経由でバックアップすることができます。バックアップジョブの作成は、Windows 環境のバックアップジョブと同じように作成することができます。

セキュリティ機能

  • 暗号化
    Arcserve Backup はFIPS(米国連邦標準規格)認定の暗号化アルゴリズムである AES (Advanced Encryption Standard) 256ビット暗号化を標準機能として提供しています。暗号化処理は、設定によりバックアップサーバ側、エージェント側、ディスクステージングのマイグレーション時の何れかで実施することが可能です。
    また、LTO4などのテープ装置がサポートするハードウェア暗号化機能も、r15より標準機能として提供しています。

  • 監査ログ
    Arcserve Backup はジョブの変更やデバイスの設定変更、ARCserve サービスの開始・停止などの履歴を記録する監査ログ機能を、本体製品の標準機能として提供しています。いつ誰がどのような情報にアクセスしたのか監査ログに継続して記録することで、後から Arcserve Backup に対してどのような操作が行われたのか確認することができます。

    Audit Log

  • ユーザプロファイル
    ユーザに対して Arcserve Backup を操作できる「役割」を割り当てることができる「ユーザプロファイル」機能が実装されています。ユーザごとに Arcserve Backup を操作できる範囲を設定する事ができ、ARCserve マネージャの表示内容を変更することができます。また、Windows ドメインアカウントも Arcserve のログオンユーザとして利用可能となっています。

    User Profile

  • ウィルススキャン
    Arcserve Backup は、Arcserve社の eTrust AntiVirus のスキャンエンジンを標準で実装しています。これによりバックアップ/リストア対象ファイルに対して、最新の定義ファイルを使ってウィルススキャンを行うことができます。

コマンドライン・インタフェースの提供

バックアップジョブやリストアジョブの追加・変更・削除、各種デバイスの操作などを行うことができるコマンドラインインタフェースを、本体製品の標準機能として提供しています。

Arcserve Replication 連携

Arcserve Replication と連係して、レプリカサーバのバックアップを行うことができます。バックアップ連係シナリオを作成すると、Arcserve Backup はレプリケーション対象データをバックアップする際に、レプリカサーバ上のスナップショットからバックアップを実施します。これによりマスタサーバに影響を与えず、バックアップウィンドウを広く確保する事ができます。

Arcserve Backup は上記以外にも様々な機能を提供しています。


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