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南アフリカの公共サービスを向上!国民IDカードデジタル化を実現した指紋照合システム [4:05]

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民主化されてからおよそ14年。
南アフリカは、様々な人種から成る人口およそ4800万人の、活気にあふれた国です。

政府が発行するIDブックレットは、日常生活の必需品です。このIDブックレットは、16歳以上の国民に携帯が義務付けられており、公共サービスの利用のほか、自動車の購入からビデオのレンタルまで、様々な場面で必要とされます。IDブックレットのシステムを支えているのは、最も安全な個人認証手段、指紋の照合です。


THE CHALLENGE

ここは首都プレトリアにある内務省の現地オフィスです。身分証明を行う場合、以前は申請書などを提出した上で、指紋押捺を行っていました。その結果、書類のアーカイブは増え、4500万件にまで膨れ上がりました。

また、指紋は手作業で確認しなければならず、認証には時間がかかっていました。業務プロセス全体を見直す必要がある、内務省はそう考えたのです。


THE SOLUTION

この課題に提供されたソリューションは、内務省国民認証システム、HANISです。紙の代わりに、最先端のデジタル・データベースを活用するHANISは、既存の指紋データ、新規登録された指紋データを、正確に処理、確認します。リアルタイムのアクセスにも対応可能です。

NECこそが、解決策を持っていたのです。


THE TECHNOLOGY

99.9%以上の精度を誇る自動指紋認証システム、NECのAFISには、世界でも最先端の指紋認証技術が使われています。

NEC プロジェクト・ディレクター 原雅範:
全ての指紋は異なります
その構造の細部を使って、照合を行うのです

細部の違いを検証するソフトウェアの精度が上がるほど、個人認証の精度も高まります。またAFISの処理速度は速く、一日で70,000件もの検索を行うことができます。


THE BENEFITS

NECのAFIS技術のおかげで、HANISプロジェクトの市民認証データベースは世界最大規模となりました。

南アフリカ内務省 市民サービス次長代行 ブスムジ・ムキゼ:
NECは、驚くべき技術革新を我々にもたらしてくれました
我々の期待や想像をはるかに超えたシステムで、それこそ一足飛びと言っても良い飛躍的な技術革新でした

プロジェクト成功の鍵は、NECと、南アフリカの現地エンジニアとの協力でした。

NEC プロジェクト・マネージャー グラハム・ソーンダース:
現地でシステムを維持できるよう人々をエンパワーすることはNECのような企業にとって、重要なことだと思います

精度の高いシステムのおかげで、手続きを待つ人々の行列は短くなりました。また、身元詐称や個人情報盗難の恐れも、著しく減りました。

南アフリカにとって、この次世代デジタル・データベース・プラットフォームは、単なるシステム以上の意味を持っています。

かつて、この国の人々は、人種や宗教によって分断されていました。しかし今ではNECの技術を通じ、皆がデジタル・アーカイブに統合され、人類普遍の特徴である指紋のみによって認識されているのです。

南アフリカ内務省 市民サービス次長代行 ブスムジ・ムキゼ:
象徴的に言うと、このシステムは国民の断絶や偏見をなくしてくれます
今では、全ての国民が、ひとつの国に属しているという思いを持っているのです

概要

国民IDシステム(南アフリカ)

写真:南アフリカ国民ID

民主化されてから約14年。南アフリカは、様々な人種から成る、およそ4800万人が住む活気にあふれた国です。

人種差別が無くなっただけではありません。政府は、皆が公共サービスを平等に利用する為のIDブックレットを発行しています。

16歳以上の国民全員に支給されているこのブックレットは、最も安全な個人認証手段である指紋をベースに作られています。

南アフリカでは、IDブックレット無しでは生活できないと言っても過言ではないでしょう。公共サービスを利用する時はもちろん、車の購入からビデオのレンタルまで、様々な場面で必要となるからです。

IDブックレットをもらうには、各地にある内務省の出張所に足をはこび、申込書などの書類を提出し、更に正確な認証のために指紋押捺を行う必要があります。

指紋認証は手作業で行われていましたが、政府が保管する上述の様々な書類は増える一方で、約4500万件にも膨れ上がってしまいました。当然、認証には多大な時間がかかります。
そこで政府は、作業工程全体を根本的に見直すことにしたのです。

政府が目を向けたのは、最先端のソリューションでした。Home Affairs National Identification System、略称「HANIS」です。紙の書類を先進のデジタル・データベースに変え、アーカイブされている指紋だけではなく、新規に登録される指紋も含めて、正確にチェックすることができ、リアルタイムなアクセスも可能になるシステムです。

そのベースとなる技術として選ばれたのは、コンテストで賞を受けたこともあるNECのAutomated Fingerprint Idetification System(AFIS)。NECのAFISは、99.9%以上の正確性を備えた、世界に誇る最先端の指紋認証技術です。

「全ての指紋は異なっています。指紋は、それぞれ違った線の構造を持っているのです。我々は照合の際、そのマニューシャ(線の構造)を活用しています。」こう語るのはNECのプロジェクトディレクター、原雅範氏。

NECのAFISは処理速度も驚異的で、一日に7万件もの検索が可能です。そのおかげで、HANISは、世界最大級の国民認証データベースを構築できたのです。

プロジェクトの成功には、NECだけではなく、南アフリカの現地エンジニアとのコラボレーションが重要であったことも忘れてはならないでしょう。

南アフリカ内務省の市民サービス次長代行、ブスムジ・ムキゼ氏は次のように語ります。「NECは、驚異的な技術的進歩をもたらしてくれました。我々の期待、想像をはるかに超えたシステムで、それこそ一足飛びと言っても良い、飛躍的な技術革新だったのです。」

認証の為に並ぶ人々の待ち時間も、照合作業にかかる時間も短くなりました。そして、精度の高いこのシステムのおかげで、身元詐称や個人情報盗難の恐れも劇的に減ったのです。

しかし、南アフリカにとって、この次世代デジタルデータベース・プラットフォームは、単なるシステム以上の意味を持っています。かつて、この国の人々は人種と宗教によって分断されていました。しかし今では、皆がひとつのデジタルデータベースに統合され、NECのテクノロジーにより、人類普遍の特徴、指紋のみで認識されるようになったのです。

私達は、NECの技術が、南アフリカ政府の市民サービス向上に貢献していること、そして、この国の自由な精神と団結をサポートできていることを誇りに思います。


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