ページの先頭です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. 宙への挑戦
  3. 太陽系大航海時代の幕明け
ここから本文です。

太陽系大航海時代に向かって、挑戦的なミッションを重ねる日本の宇宙開発。

太陽系という未知の大海原へと広がり続ける人類の夢

15世紀、ポルトガルの西端、ロカ岬に立った航海者たちは、帆船を駆って西へ拡がる未知の大海原に乗り出し「大航海時代」が幕明けました。20世紀、人類はロケットを武器に宇宙へ乗り出しました。まずは地球周回から、月、金星/火星へ、そして外惑星へ。宇宙時代の訪れです。

そして21世紀を迎えた今、人類が初めて宇宙に到達してから50年余りの間に、技術的なポテンシャルは飛躍的に向上しました。より遠くへ、より深いところへ太陽系探査ミッションのレベルも上がり、2005年に土星の衛星タイタンに探査機が到達した「カッシーニ」に続いて、現在も多くの探査機が太陽系の様々な天体に向かって飛行中です。かつて航海者たちが未知の大海原へと船で旅立ったように、人類はより広大な宇宙を舞台とした、太陽系大航海時代へと突入しようとしています。

世界の月・惑星探査 2010年10月現在

世界初の実績を重ねている、日本の宇宙開発プロジェクト

2010年6月13日、7年間にも及ぶ苦難の旅を終えて、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還しました。オーストラリアの夜空に最後の輝きを残して探査機本体が燃え尽きる様子は、多くの人々に感動をもたらしました。

2003年5月9日に鹿児島県の内之浦から打ち上げられた「はやぶさ」は、世界で初めての快挙となる小惑星イトカワからのサンプルリターンという極めて困難な目的のために開発された探査機です。2005年の小惑星へのタッチダウン、イオンエンジンを併用した地球スイングバイ、自律誘導航法による小惑星ランデブー、秒速12kmという超高速大気突入を克服してのカプセルの回収など、数々の世界初のミッションを達成。その成果に世界中から注目が集まりました。

そして現在も日本発の2つの挑戦的なミッションが進行しています。それが「あかつき」と「イカロス」です。「あかつき」は日本初の金星探査機であり、同時に世界初の惑星気象衛星でもあります。地球とよく似た兄弟星と呼ばれる金星、その大気現象の謎をカメラなどで観測・調査し、地球の気象への理解を深めるデータを収集するのが主なミッションです。

一方の「イカロス」は、超薄膜の帆を広げて宇宙を航行する小型ソーラー電力セイル実証機です。超薄膜の帆に太陽光圧を受けて進み、さらに薄膜の一部に貼られた太陽電池で発電を行えることを世界で初めて実証します。その実証を通じて、ソーラーセイルによる推進と、発電した電力を使うイオンエンジンのハイブリッド駆動によって、燃料を使わずにもっと遠い深宇宙を探査するミッションの実現を目指します。

2010年代半ばには、ヨーロッパと共同で水星周回軌道からの観測を狙うMMO計画。「はやぶさ」の成果をフルに活かして、新たな始原的小惑星を目指す「はやぶさ2」計画。セレーネ2号機による月着陸、火星の総合的な探査を目標とするMELOS計画。そういった計画が目白押しです。2010年代後半には大きな薄膜太陽電池付きのソーラーセイルを有する「電力ソーラーセイル」で、木星や、謎に満ちたトロヤ群小惑星への路も拓こうという野心的な計画も立ち上がりつつあります。

このように、日本の宇宙開発は世界の太陽系探査をリードするような、数々の挑戦的なミッションを積み重ね、太陽系大航海時代を切り開こうとしています。

日本の月・惑星探査 2010年10月現在

太陽系大航海時代、日本の宇宙開発に貢献するNECの技術

こうした日本の宇宙開発に、NECはJAXA様のご指導の下、最先端技術で取り組んでいます。「はやぶさ」ではイオンエンジンやセンサ、コンピュータ、通信システム。「あかつき」では金星の大気をくまなく観測するカメラ、新型平面アンテナ。「イカロス」では衛星システム全体と、小型サブシステム。それぞれのプロジェクトにおいてトータルシステムの開発、運用、試験を担当。

いつか人類が、太陽系を自由に行き来できるような時代を目指して、NECはこれからも独自の技術に磨きをかけ、太陽系大航海時代に向けたリーディングカンパニーとして日本の宇宙開発に貢献していきます。

2020年代、電力ソーラーセイルが50mにも及ぶ巨大な帆を展開して木星へ向かう

本ページに記載されている情報は2010年10月現在のものです。

ページ共通メニューここまで。

ページの先頭へ戻る