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「あかつき」は今、どこにいる?

「あかつき」金星接近時の軌道

「あかつき」の金星軌道投入予定が公表されました。

12月7日の日本時間08:49-09:01に軌道制御エンジンを逆噴射することで金星軌道に投入されます。この時の最接近高度は約550kmとなります。
12月6日から1時間毎の、金星を中心にして見た「あかつき」の軌道位置を示します。

「あかつき」は秒速およそ3.6kmで金星に近づいていきます。1日前で金星の中心まで約35万kmの距離に達します。そのままだと双曲線軌道を描いて金星を通り過ぎて、スイングバイしてしまうので、金星の重力に捕まるように秒速数百mの逆噴射します。こうして金星を回る周期約4日の大きな楕円軌道に投入されます。その後、2回程度の軌道制御を行い、最後に軌道周期が約30時間の観測軌道に入り、金星大気の観測が始まります。

さあ、日本で初めての惑星周回軌道投入です。 いっしょにカウントダウンしてみましょう。

軌道図。「あと1日だ!」あかつきくん「あかつき」金星接近時の軌道図(J2000.0金星中心の黄道座標系)
12月6日0時ころから1時間おきのティックマークで表示

打ち上げからの「あかつき」の軌道

2010年5月21日6時58分22秒、「あかつき」は金星に向かって打ち上げられました。一般に惑星間を航行するには、楕円軌道の太陽に一番遠い「遠日点」と、太陽に一番近い「近日点」を楕円で結んだ「ホーマン軌道」と呼ばれる軌道が最もエネルギーの少ない航行の仕方ですが、「あかつき」の場合は、金星軌道投入の条件や、金星を回る時に夜になる時間を出来るだけ少なくするといった観点から、ホーマン軌道とはちょっと異なった軌道をたどっています。

金星が太陽を周る軌道面は、地球に比べて3度ほど傾いており、金星の軌道面と地球の軌道面の交わる箇所は2箇所しかありません。その2回のタイミングは6月と12月で、2010年12月のタイミングで金星に到着するように「あかつき」は計算して打ち上げられました。

今は12月の金星軌道投入にむけて、およそ秒速3km(時速にするとおよそ1万km)で金星に近づいていきます。

2010年12月7日に、「あかつき」は搭載したロケットエンジンを逆噴射して金星の軌道に投入され、いよいよ本格的な金星観測が始まります。

軌道図。「あと1日だ!」あかつきくん「あかつき」軌道図(J2000.0 太陽中心の黄道座標系)
打ち上げから10日おきのティックマークで表示

(2010年12月1日更新)

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