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Japan

年表で振り返るExpress5800の20年

Express5800の歴史、エピソード

1994-1998年 オフコンからオープン化へ!基幹システムを見据えたPCサーバ

時代背景

1990年代、これまで大企業の部門コンピュータや中小企業のホストとして利用されてきたオフコンのオープン化が大きな潮流になってきました。コスト面やパソコンとの親和性に魅力を感じる既存の企業ユーザーやコンピュータ化自体があまり進んでいなかった中小企業にとってみれば、安価なPCサーバによるオープンシステムは大きな魅力でした。

製品・取り組み

こうした時代背景の中、1994年に生まれたのが、NECのPCサーバ「Express5800シリーズ」です。初代の100/200シリーズは、国内初のWindows NT™ 3.5搭載のサーバとして開発され、MIPS社のRISCプロセッサーとインテル社のPentium™プロセッサーを搭載した2つのモデルが用意されました。黎明期のPCサーバは、信頼性や性能面でハイエンドサーバと大きな開きがありましたが、NECはハイエンドサーバのノウハウや製造技術を惜しみなく注ぎ込み、顧客の信頼に耐えうるハイレベルなPCサーバを開発。Time To Marketで市場に製品を投入していきます。

95年、サーバ初のTVCM。プロゴルファー福嶋晃子選手の起用理由は、
「福嶋選手のパワフルなショットが、これから伸びていくExpressの勢いと重なったため」(当時の役員談)
「TVCM放映後に、福嶋選手ファン!?のある販売パートナーの方から、わざわざ『宣伝担当者』宛に、福嶋選手起用に対するお礼の葉書をいただき、恐縮と共に、改めて影響の大きさを感じました」(当時の担当F)

1999-2004年 ダウンサイジングと拡がるユーザ層への対応

時代背景

1990年代後半、システムのダウンサイジングが本格化する中、PCサーバは大きな成長期に入ります。CPUの性能向上やOSの進化でPCサーバへの信頼はますます高くなり、基幹系システムでの採用も始まりました。一方で、インターネットでの直販を主軸に据えた低価格サーバが台頭し、市場競争はますます激化するようになります。

製品・取り組み

基幹系システムでの高い信頼性と可用性を実現すべく、NECが開発したのがCPUやメモリ、ハードディスクなどハードウェアを完全に二重化した「ftサーバ」です。また、オフィスでの設置を前提に、静かな動作音を実現する「水冷サーバ」と省スペース性を考慮した「スリムサーバ」、Web直販を前提とした低価格サーバ「Gモデル」が登場したのもこの時期です。「Optimized(最適化)Server」というコンセプトの元、顧客の声に応じたさまざまなラインナップを展開することで、ユーザー層の拡大に対応していったのです。そして、2004年にはExpress5800シリーズが10周年を迎えます。

2004年の10周年には、田町駅ジャックや主要ターミナル駅での大型看板広告、新聞や雑誌、Webなどでラインナップ一新集中プロモーションを実施しました。
「新デザインになって初の日経新聞カラー広告。試し刷りで思った色が出ない!時間もなくて焦りまくり、印刷工場にまで足を運びました。最終的には職人さんの力を借りて色の問題も解決できました。当時は目が回るほど忙しかったですが、広告を見たよと声を掛けていただく事も多く、こだわった甲斐があったと嬉しくなりました」(当時の担当C)

2005-2009年 データセンターと仮想化への先進的な取り組み

時代背景

2000年以降、堅牢なファシリティとセキュリティを持つデータセンターが台頭し、サーバのホスティングビジネスが活況を呈するようになりました。また、単体のサーバに複数のOSを動作させることができるサーバ仮想化の技術が普及。既存のラックサーバよりも高い集積密度や省電力が求められるようになりました。

製品・取り組み

こうしたデータセンターや仮想化のニーズに応えたのが、2006年に登場した次世代ブレードシステム「SIGMABLADE」です。2002年に国産初のブレードサーバとして登場した「Express5800/BladeServer」をベースに、サーバ、ネットワークに加え、ストレージまでを統合し、仮想化を前提とした運用の省力化を実現。また、データセンターのみならず、オフィスでの利用を前提とした小型ユニットも提供開始。オフィスの100V電源を利用可能な、斬新なブレードサーバは新しい市場を切り開きました。

「この頃は、実機を扱うIT管理者の方を中心としたプロモーション全盛期ですね。サーバ漫才に始まり、アキバとの融合企画であるサバレンジャーやいつはちゃん、ポッドキャストもやってました。」
「今はSNSが発達して拡散も容易ですが、当時はそのようなツールも無く苦労しました。サーバの裾野が拡がり、とにかく現場の方と接点を持ちたくて、失敗を恐れずに色んなアプローチをしていましたね」(担当C)

2010-2014年 省電力とクラウドの時代へ

時代背景

2010年以降、データセンターではコスト削減を実現するための省電力や省スペースが大きな課題となってきました。特に日本では2011年の東日本大震災以降、省電力への関心は一般企業まで波及していくことになります。そして、自社にシステムを持たず、リソースをネットワーク経由で利用するクラウドコンピューティングの台頭。オンプレミス中心に発展を続けてきたIT業界は、大きな変革の時期を迎えています。

製品・取り組み

ノート用のCPUを採用した斬新な「1Uハーフサーバ」や高い集積密度を誇る「ECO CENTER」など、古くから省電力・省スペースに取り組んできたNEC。一般的なサーバより高い動作温度40℃の実現など、データセンター向け製品で培ってきた省電力技術を、汎用サーバやファシリティ全体へと拡大していきます。もちろん、クラウドへの最適化も推進。インフラ製品でのデザインの統一化、保守や運用を効率化する新筐体やユーザーインターフェイスの採用、さらに中堅・中小企業にも導入しやすいクラウドモデルの投入など、さまざまなチャレンジを続けています。

「節電でフロアの空調温度は常に28℃。空調が切れる夜間や休日はもっと温度が上がってしまう。節電は仕方がないが、フロアに置いているサーバは壊れてしまわないだろうか?」という声をお聞きし、そのような状況でも安定稼働できるサーバを作ろう!ということで開発したのが40℃稼働サーバでした。
「NECでは、それまでにデータセンター事業者や大学向けに提供していた省電力サーバの開発ノウハウがあったからこそ、短期間で市場に投入できたと思います」(商品企画T)

Express5800の歴史をPDFで閲覧できます
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「年表」や「Express5800の歴史、エピソード」に記載された社名、記録、数値等は当時のものです。

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