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2015年11月に開催された スポーツイベントでの実証実験

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを 世界一、安全・安心な大会にするために。
NECはICTを活用した先進サービスの実証実験を進めています。

その取り組みの一つとして行われたのが、
2015年11月に開催されたスポーツイベントでの実証実験です。
当日の模様をレポートします。

SMOOTH ENTERANCE

“顔パス”でスムーズな入場!

参加者の多いリレーマラソンを対象に、最先端の顔認証技術による受付・入場を実施。
多数の来場者のスムーズかつ正確な入場を管理する実証実験を行いました。

今大会でもっとも多くのチームが参加したリレーマラソン。
チームのキャプテンだけで約300名に上るため、受付を行う際には参加者・主催者とも大変な労力になります。
この競技の受付で行われたのが、世界No.1※の精度を持つNECの顔認証技術による実証実験。チームのキャプテンには、事前のミーティングで顔画像を登録してもらい、そのデータと、大会当日に専用端末で撮影した顔画像を照合することで入場管理を行いました。顔認証による本人確認にかかる時間は1秒ほどで、メガネやヒゲなど登録時の顔と異なっていても正確な認証を実現。大きな混乱もなく、入場者はスムーズな流れのなかで受付・入場を済ませました。
高精度かつハイスピードな認証によって、参加者は長い時間待たされることなく、ストレスフリーで受付が可能に。また、運営側にとっても、なりすまし入場を防げるなど正確な管理が行えます。多数の参加者が集う大規模イベントでは、顔認証の技術がより重要な役割を果たします。

※ 米国政府機関主催のコンテストの結果
  • 専用端末で顔認証をスタート。数秒で結果が表示される。
  • 事前登録した顔画像と当日の顔画像が一致すると認証OKの表示が。
  • 顔認証による本人確認で、長時間待つことなく、受付もスムーズ。

TIMELY SUPPORT

車いすの参加者への さりげない支援

車いすの参加者を映像から自動で認識。
その情報を活用して、会場への入場補助や施設案内など、
サポートサービスをタイムリーに提供することを目指した実証実験を行いました。

今回行われたのは、車いすの参加者をサポートするために、来場を早期検知する実証実験です。まず画像認識技術により、駐車場の映像から、事前登録された車いす参加者の車両ナンバープレートを自動で検知。運営スタッフに連絡し、車いすの参加者が車を降りる際にサポートをつける体制を整えました。また車いすの形状を学習することで、どこに車いすの参加者がいるかを常に把握し、状況に応じたタイムリーでさりげないサポートを実現しました。 このサービスは、障がい者だけでなく、老人や子どもなどさまざまな方々に対するサポートの可能性を持っており、将来的に幅広い運用が期待されるサービスのひとつです。

  • 事前登録のナンバーを自動検知し、運営本部に通知。
  • 運営本部はナンバーを元に、必要なサポートを最寄りのスタッフへ連絡。
  • 車いすの参加者は必要なときに必要なサポートを受けることができる。

KEEP SAFETY

リアルタイムに状況把握し、 安全な誘導を実現

大勢の来場客が集まる会場付近で、映像を元に混雑状況や人の流れをリアルタイムに把握。
スムーズな誘導へつなげることで、混雑による事故を防ぐための実証実験を行いました。

大会のゲームズセレブレーションパーティーで混雑が予想される入場ゲート付近で撮影された映像をもとに、NECが世界で初めて開発した「群衆行動解析技術」を用いて、個人を特定することなく混雑状況や人の流れをリアルタイムに運営側で確認できるようにしました。あらかじめ設定した値に対して、混雑度合いが低いと青、高いと赤とサーモグラフィのように色の度合いで表示。来場者をスムーズに誘導することで、安全な大会運営につなげていきます。

  • 来場客の滞留や混雑状況をリアルタイムに把握。
  • 把握した状況に基づいて、柔軟かつ安全に来場客を誘導。
  • スムーズで安全な入場を実現。

REAL TIME VIEWING

最先端のネットワーク技術で チームの心をひとつに!

数名のチームでタスキをつなぐリレーマラソンにおいて、競技場外のコースの様子をモニターし、その映像を無線ネットワーク経由でタブレット端末に配信。遠隔地にいながら仲間の奮闘をリアルタイムで観戦できるようにするための実証実験を行いました。

フルマラソンの距離を5〜10名で走るリレーマラソン。今回は、夢の島競技場外のリレーマラソンコース3ヶ所に撮影機器を設置。その映像を参加者に配付したタブレット端末100台に配信し、遠隔地を走るチームメンバーの状況を競技場にいるチームメンバーがリアルタイムで観戦できるようにしました。NEC独自の「誤り訂正エンジン」を採用したWi-Fiマルチキャストにより、タブレット端末へ映し出される映像を鮮明化。設置された撮影機器に向かってポーズをするランナーと、競技場から熱い声援を送る仲間たち。体は離れていても、心はひとつ。そんなチームとしての絆の強さを感じさせるシーンでした。
2020年には、同時間帯に実施される他の会場のさまざまな競技をスマートフォンでライブ観戦することも可能になるかもしれません。

  • コース上のランナーの様子を撮影。
  • 無線ネットワーク機器を通じて会場のタブレット端末へ。
  • 観客席で仲間の雄姿をリアルタイムにチェック!